腎臓病の症状のチェックポイントとは
腎臓病にかかっていても、腎臓そのものが痛んだりという症状がないため、自覚症状が分かりにくいという特徴があります。
どのような症状が挙げられるのか、また、早めに見極めるための、分かりやすいチェックポイントなどをご紹介いたします。
【腎臓のはたらき】
普段あまり意識しない臓器のひとつが、腎臓です。
背中側の腰のあたりに2つある臓器で、豆のような形をしています。
体じゅうの細胞が新陳代謝を行う上で、発生をする不要な物は腎臓に集められ、ろ過をして、尿として体外に排出されています。
さらに、血圧を一定に保ったリ、ホルモン分泌を行ったりと、私たちが生きていくうえで欠かせない臓器のひとつです。
30代ごろから、少しずつ機能が低下していくのですが、腎臓が痛むことがなく、症状に気が付きづらいため、腎機能が完全に衰えたことによる症状で、はじめて気が付くケースも少なくありません。
【慢性腎臓病（CKD）とは】
年々患者数が増加しているといわれているのが、慢性腎臓病（CKD）です。
慢性腎臓病（CKD）とは、Chronic Kidney Diseaseの頭文字をとったもので、新たな国民病とも呼ばれています。
日本の成人8人に1人は、かかっていると考えられている病気なのです。
生活習慣とも大きなかかわりがあると考えられています。
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【腎臓病のチェック】
症状が出て、一度衰えてしまった腎臓の機能は取り戻せません。
初期の段階で、生活習慣を改めることが必要です。
そのためのチェックリストが作成されています。
規則正しい生活をしているか、ストレスが多くないか、また、ジャンクフードや塩分などが多い濃い味の食事に偏りがちではないか、調味料を好んで多く食事に取り入れているかのチェック項目が挙げられます。
【簡単なチェック】
腎臓の機能が低下しているかどうか、さらにはっきりと分かるチェック項目として、尿の状態があります。
濁った尿が出ていたり、泡立っていると、腎臓病の症状が疑われることがあります。
さらに、身体のむくみを調べることでも分かることがあります。
血液検査の値などでも、腎臓病の判断の目安となりますので、日ごろからチェックを行い、定期的な診断や、受診を心がけるようにしましょう。
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