太るのは腎臓病の影響？
企業などでは現在、メタボリックシンドロームについて検査を行い、それが病気につながらないように未病の段階から生活習慣の見直しなどを促進しています。
肥満は何らかの病気を生み出す可能性もありますが、腎臓病にとって太る事による影響はあるのでしょうか。
【企業でも進むメタボリック改善の活動】
企業では定期的に健康診断が行われていますが、最近はこの健康診断に、メタボリック判定などをプラスする企業が多くなっています。
体重が増加し太ることで様々な病気のリスクがあるため、従業員の健康を維持できるようにこうした診断を行い病気を未然に予防しようという活動です。
腎臓の特徴として、病気の初期段階では自覚症状がほとんどなく、病気が進行してから自覚症状が出てくるということがあります。
実は腎臓病でも慢性腎臓病の場合、メタボリックシンドロームが大きく関係し、太ることで腎臓病疾患予備軍となっている方も多いといいます。
【メタボがなぜ腎臓に影響するのか】
メタボリックシンドローム状態になると、体が太る、また内部でも内臓脂肪の蓄積、糖代謝異常などが起っていることがあります。
こうした状態から動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病となる方も多いです。
こうした状態をそのままにしておくと腎臓に大きく影響し、腎不全となる事もありますし、糖尿病性網膜剥離や脳卒中などの重篤な病気となる事もあるのです。
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【腎臓の機能は衰え始めると一気に進行することが多い】
メタボリックシンドロームなどの影響を受けて腎臓に負担がかかると、腎臓という臓器は機能が衰え始めるとどんどん進行してしまうため、あっという間に慢性腎臓病となる可能性を秘めています。
太るということはカロリーオーバーというだけではなく、糖質の過剰摂取、脂肪の過剰摂取状態となっていることが多いので、腎臓への影響は計り知れないのです。
【太る環境から生活環境を改善しよう】
例えば一駅歩く、階段を利用するなど、日頃から運動を取り入れること、また太る要素がある食事ではなく、バランスよく良い栄養素をしっかり摂取できる生活に改善します。
腎臓病となってからは薬物療法も必要ですが、病気になる前からしっかり食事などを整えることで、腎臓への影響、負担を減らすことができるのです。
このところ太る・・と思っている人は、メタボリックシンドローム、生活習慣病などに十分注意が必要です。
太る事が原因となって腎臓病などの慢性疾患にかかる事も少なくありません。
腎臓が悪くなると様々な臓器にも影響するのでダイエットも必要です。
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