腎臓病の症状かも？微熱の原因と対処方法
長く続く微熱、鼻水やのどの痛みなどの風邪症状はない、でもだらだらと熱があるという時には、腎臓病の疑いもあります。
原因の特定をしっかり行い、どう対処していけばいいか、医師の指示に従って前向きに対処していきましょう。
【腎臓病には様々な種類がある】
腎臓病といっても腎臓系の病気は様々で、特に微熱を出す疾患としては代表的なものとして腎盂腎炎があります。
尿をためる機能を持っている腎盂という部分に細菌感染が起りこれが繰り返されると慢性化します。
急性腎盂腎炎の場合、微熱ではなく高熱です。
しかしこれも繰り返され慢性化すると微熱症状となり、その他の症状としては尿が濁る、血尿が出る、背中がひどく痛い、嘔吐などの多くの症状に見舞われます。
慢性腎盂腎炎がひどくなり慢性化がさらに進むと腎不全に移行することもあります。
【腎臓病になると抵抗力が低下する】
透析患者さんなどは風邪などひかないようにと医師から注意を受けます。
風邪が原因となって腎臓の機能がさらに低下する可能性があるからです。
腎臓病をお持ちの患者さんは体力が低く、体がだるいなどの症状もあるので、筋力低下もあり抵抗力が低下しているので風邪などを引きやすく、微熱を出すことも多いようです。
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【微熱の原因が何かを調べることが先決】
急性腎盂腎炎の場合には、尿が明らかに濁る、血尿だとはっきりわかるくらいの色、さらに背中の鈍痛、そして微熱から高熱に移行していくなど症状が多発するので、原因を掴み対処することもできます。
初期段階なら医療機関でお薬を処方してもらい飲むことで改善します。
ただ放置していると微熱から高熱になり尿も少し茶褐色くらいだった色がドンドン濃くなり、トマトジュースの様な色になりぽたぽたしかでない状態となる事もあります。
微熱の原因を掴みどのように対処していくかをしっかり考えるべきです。
【複数の症状が同時に起ると熱が出る原因となる事もある】
腎臓病の症状が複数同時に起る事が原因となって、体がついていけずに熱が出るということもあるようです。
腎臓病を患っている人は、病気を貰いやすいということ、また疲労しやすいのでそれによって熱を出すこともあるでしょう。
熱が継続している時には自分で勝手に判断せず、原因特定の為にもしっかり対処するためにも医療機関を受診しましょう。
医療機関に行けば抗生物質の利用で即よくなったのに、長く病院にいかずに我慢したことで、急性腎盂腎炎がひどくなり入院加療の対処が必要となる事もあります。
原因を掴むこと、また適切な治療を受けることが大切な対処となります。
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